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一杉さん
一杉さん
芸術科 美術史
社長室
文楽に入るきっかけは?
私の祖母の家がお酒屋さんで、学生の時にそこでずっとアルバイトをしていたんです。小さい頃から絵画教室に通ったり、大学では美術史を学んでいたので、もともとアートやデザインに興味があり、酒瓶のラベルデザインは、いつも気になってみていました。その中で、一番惹かれたのが文楽のラベルだったんです。文楽に入ってからそれが、黒田征太郎さんという方のイラストを使ったものだと知りました。どんな職種に就こうかと考えていたので、これをきっかけに日本酒のラベルや商品のデザインを、やってみたいなと思っていました。
そんな時に、たまたまHP上で文楽が新入社員の募集をしていました。酒造りもデザインも同様に、人の手によって根ざし続けるものだと理解し、ものづくりの感動を伝えたいと思い入社しました。
入社してみて、今のお仕事は?
入社して、2年がたちました。今は社長室で働いています。社長室、といっても社長の秘書をしているわけではないんです。広報や、商品企画、そして企画をした商品の提案営業などが私の仕事です。
ただ、提案営業や広報といった仕事は、原点である日本酒の製造工程がわからないとお客様にアピールすることができません。商品企画もそうです、アイデアはたくさん出ますが、具体的な商品にしていく上で、実際の現場を理解していないと始まらないと思い、並行して製造の現場で働きたいと社長に希望を出したんです。今は、商品企画が主な仕事ですが製造も携わっています。
広報的な仕事は展示会や試飲会などの参加だけでなく、社屋や工場が一新したので、取材対応も多いんです。この間も埼玉県の酒蔵を訪ねるテレビ埼玉の「酒蔵探訪」という番組で、酒蔵内を案内させていただきました。もっと文楽のことや日本酒のすばらしさを、たくさんの方々に理解していただくために、より多くの知識を身につけていきたいと思います。いろんな方に知っていただくために、もっともっと勉強しなきゃと思っています。文楽のホームページでは、文楽ガール日記というブログも担当しています!私たちの日々の仕事っぷりがわかりますよ!是非読んでみてください(笑)
どんなお酒を企画しましたか?
今、提案営業をしているのは、女性をターゲットにした商品です。私は体質的にお酒があまり強くないので、私のような女性でも飲みやすい商品ってどんなのかな?とまず考えたんです。女性は、堂々と日本酒を手に取りにくい感じがするので、なるべく女性でも気軽に手に取りやすく、飲みやすいものをと企画し、デザート感覚で楽しめる微発泡タイプの酒を開発しました。瓶系やデザインを、女性が手に取りやすくて、かわいい感じにしたかったんです。そして、あるデザイン会社に依頼をしたんですが、これがあの、私が文楽に入ろうと思ったきっかけのラベルデザインをした会社だったんですっ。一緒にお仕事ができることになり、本当に感激しました。長友啓典さんにデザインしていただいたお酒には「パピー」というネーミングが付けられ商品化されました。是非、一度飲んでみてください(笑)
日本酒を飲まないという人のトップが、「飲まず嫌い」というデータがあります。これは、私たちの日本酒の美味しさ、楽しさのアピール不足だと思っています。まず、手にとっていただく、そして飲んでいただく商品をこれからもつくりたいと思っています。
文楽の良さ
女性だから、できない、やらせてもらえない・・・ということがありませんね。酒造りの現場でも、力作業の部分は大分、機械化でフォローされていますし、女性もとても活躍できると思います。
それと、文楽の良さの一番は、自分で考えて、自分のペースで仕事ができることでしょうか。すごく恵まれた環境だと思います。若い社員が多いこともありコミュニケーションも上手くとれて、先輩方も何かわからないことがあると、本当に親身に教えてくれたり相談に乗ってくれたりするんです。社長も、すごくオープンです。前向きで明るくて表裏がない、ちょっと忘れっぽいのが玉に傷・・・ですが(笑)。でも、社長自ら、すごく活動的で率先して働いています、それをみると私たちももっと頑張らなきゃって思うんです。
これからの夢は?
今、日本酒が再度注目を浴びています。日本酒の味がしっかり楽しめる純米酒も人気なんです。私は、人気のお酒をさらに美味しく飲ませるためには、どうすればいいか、どんな提案が必要かを考えていきたいなぁと思っています。お酒に合う料理や酒器、肴まで組み合わせてお客様に伝えていきたいです。
個人的には、日本酒には旬の魚や野菜を使った料理が一番合うと思います。
休日の使い方は・・・
休みの日には都内に出向くことが多いですね。うちの会社は都内に向けた商品が多いんですよ。今、こんなのが流行っているんだなとか、この間まではたくさん人が入っていたのに、最近は少なくなってきたな、とか・・・街の中を歩いていると、消費者の意識の変化を機敏に読み取ることができて、とっても勉強になるんです。休みといえども、どうしても仕事を意識してしまいますね・・・
これから就職を考えている人へ
どんな小さい仕事でも仕事には「責任」があります。文楽は、自分がやりたいといった企画やいいと思った提案は、積極的に検討してもらえるし、自分のペースで仕事もできる、とても自由で感じがしますが、自由だからこそ、その責任はとても大きいと感じます。
まして、自分でやりたいといったことに関しては、特にそうですよね。社会や会社は責任を持つことの大事さを学べるところ・・・だと思いますね。
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